|
REPORT
2004年2月4日
「FUTURE CINEMA-来たるべき時代の映像表現に向けて」
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて
もう少し、日常生活の中での映像の新しい機能性を模索した展覧会かと思いましたが、少し前のマルチメディア系というか、いわゆる、最近のテクノロジーを使った映像作品の展覧会です。
展覧会形式での表現が前提になると思われる、プロジェクターで投影する大画面の作品あり、ひとつの状況を常に、視点の異なる二画面で同時に映写する短編の映像作品あり、タッチパネル等でインタラクティブに進行していく映像作品あり、360°を見渡せる双眼鏡型(?)ディスプレイ(メガネ)や立体視メガネで見る作品など、様々な表現手法の映像作品が展示されていました。
かつてはハリウッドの栄華の象徴であり、今は廃虚となっているホテルの中を、ときおり蜃気楼のように現われる華やかな頃の映像を眺めながら、プロジェクターで投影された画面を、CD-ROMのコンテンツのようにマウスの操作で、左右や、上階、下階へと移動しながら探索していく作品。
プロジェクターで投影された三画面それぞれに、ダンサーの映像と、それをモーションキャプチャしたと思われるCGのダンサーの映像、そして、そのCGのダンサーの視点で見た世界という想定で、現実世界を映した映像を並べた作品。
歩行者達が行き交う都会の風景を俯瞰からの視点でCGで描き、床面に大きく投影した作品。
GPSとDVカメラで記録された旅の軌跡とそのところどころの映像を、立体視メガネで見ていく作品。
飼い犬とその主人の映像を、九分割されたパソコンの画面の中でインタラクティブに操作する実写作品。
など、いろいろな作品がありました。
今後、これらが一般の人々(日常)の生活とどうリンクしていくのか、ゲームになるのか、DVD作品におとし込むのか、あくまで展覧会場で見るのか、次は、そのへんのアプローチが見られるとおもしろいと感じました。
今回の展覧会は、ひととおりざっと見るだけでも2時間前後かかります。
じっくり鑑賞したら、3〜4時間はかかりそうです。
そのための配慮だと思いますが、一枚の入場券で、会期中一回に限り再入場できます。
2003年12月12日(金)〜2004年2月29日
京王新線、初台駅東口
東京オペラシティタワー4階
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
一般800円 |
|
追加情報
|
|